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2020-08-26 22:57:00
ニップルシールドについて
今回は、ニップルシールドについてお話をさせていただきます。
ニップルシールドとは、うまく直接授乳ができない場合に使用される道具です。
たとえば、 おっぱいはよく出ているのに、赤ちゃんが乳首を捉えられなくて(乳首が短かったり、小さかったり)、飲めていない時や、赤ちゃんの哺乳力が弱くて、直接授乳では、十分に飲めていない時、などに使用されます。
様々な会社から販売されていて、色々な形や素材のものがありますが、 薄いシリコン製のものが、主流になっています。 ゴム製や、赤ちゃんの鼻を塞いでしまうようなものもありますので、使用する際は、専門家に相談をすることをお勧めします。
色々な支援を受けても、うまくいかない時に、メリット、デメリットの両方を理解した上で、使用するかを検討しましょう。 あくまでも決めるのはママ自身です。
「私の乳首、あんまり出ていないから、赤ちゃんが飲みにくそう…」 「なんで、吸ってくれないのかな…」 うまくいかない時に、悩んでしまうと思います。
でも、どんなおっぱいでも、ほとんどのおっぱいは、吸ってくれるようになります‼️
ただ、最初は、上手くいかないことや、手助けが必要かだったり、搾乳を必要とする事があるかも知れません。
ポイントは、 ママと赤ちゃんが、心地よく過ごせる事。 赤ちゃんが泣いて、おっぱいを吸わないと、気持ちも焦ってしまいますよね。
「自分が下手だから…」 「赤ちゃん、おっぱい嫌なのかな…」
赤ちゃんは、ママもおっぱいも大好きです。
ただ、少し体勢がきつかったり、お腹が空いていたり。 まずは、授乳の体勢(ポジショニング)、乳首の吸い方(ラッチオン)を見直してみましょう。 そして、少し難しいなと感じる時は、Babytimeをとりましょう。 赤ちゃんを胸に抱いて、ゆったりと過ごして、おっぱいが居心地の良い場所だと、赤ちゃんが安心できる環境を整えてあげましょう。
色々と頑張ってみたけど、うまくいかないとき、搾乳をして赤ちゃんにあげるのか、ニップルシールドを使用してみるのか、検討してみましょう。
メリットとしては、 ニップルシールドが有効であれば、搾乳や哺乳瓶を使用せずに、乳房のみで授乳できること。 直接授乳に戻すのに、他の方法に比べて、移行しやすいこと。 おっぱいを吸ってくれるので、ママの自信につながる事などです。
デメリットとしては、適切な支援を受けなければ、母乳量を減らしてしまったり、赤ちゃんも母親も、このデバイスに頼るようになる事です。 1週間くらい… と思って使用してみたら、3ヶ月手放せなかった…という方もいます。
ニップルシールドのサイズは、乳首の根本の大きさを測って、○mmとしている物もあれば、S/M/Lという物もあります。ネットにサイズ展開が載っていますので、正しいサイズのものを使用しましょう。乳首の大きさと、赤ちゃんのお口の大きさに合わせて、サイズ選びをします。
使い方としては、赤ちゃんのお口に入る物ですので、消毒を行なってから使用します。 使用する前に、熱湯に通すと、消毒もでき、柔らかくなって乳頭になじみやすいです。 使用後も、洗浄と乾燥をしっかりさせてください。 使用方法の動画をinstagramに載せていますので、良ければご覧ください。